よく、昭和の人の方が仕事をしていたと言う人がいるけれど、労働生産性の観点から見ると、今の人は、昭和の人の倍どころでは収まらないくらい仕事をしているよ。
コンピューターが、平成ぐらいから一般的な仕事の場でも使われ始めて、いわゆるパソコンが仕事における必須スキルになって以降、労働成果物の総量は飛躍的に伸びている。その一方で、労働賃金は下降し続けており、現代日本人においてサラリーマン労働とは最も低価値であり、そして割に合わない職業として認識されてしまった。職業選択も含めて、何をするのも自由であると言われれば、その様な価値の低い生き方は捨てるというのが、現実的な選択肢として充分に有り得るものになるだろう。
好きなことをしているわけではない、自分が最も望む道ではないにしても、この現代日本において最も低価値なものである「サラリーマン労働」から脱することができるという意味であれば、それはより現実的な選択として充分に価値のあるものになる。
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https://times.abema.tv/articles/-/10127006