先日のプーチン訪問による中露会談では、日本における福一汚染水の海洋放出に対して、共同で非難声明を出していた。中露間における喫緊の課題は、本来はウクライナ問題であるはずで、その場で日本を攻撃する内容を発表するということは一定以上の意味を持つはずだ。すなわち、ロシアは日本を敵視しているし、それは中国も同じであり、共通の敵として日本と対峙すること。また、ロシアにとってウクライナ問題が片付いた先にあるのが、欧州における大半の予想とは違い、北海道への侵略や中国による沖縄や台湾に対する侵略行為を予感させる。単純にアメリカの脅威に対抗するためというだけで、日本に対する敵愾心をここまで剥き出しにすることはない。欧州におけるベラルーシの立場が、極東アジアにおける日本であると、そう考えるのが一番納得しやすいだろう。すなわち、中露に対する敵対行動があった際、その報復として日本を攻撃する。中露「核汚染水」声明は、その縮図である。
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【独自】中国共産党幹部が今月末に来日、与党幹部らと会談の調整が判明
https://news.ntv.co.jp/category/international/41ce217c02fe460d8fa036c6b896a429
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