記事の写真イメージを見るとすぐに分かるけれど、日本の大半の海はこんなにフォトジェニックではない。みんなSNSを見て、完成された写真の中の理想を自分も体験したいと考えているわけで、日本の自然でそれを達成できるのはやはり森や山という環境に絞られてくるのではないか。日本の海岸は磯場がほとんどで、たまにある砂浜も泥のような黒い砂や粒度の大きい砂利みたいな砂浜がほとんど。そしてその数少ない砂浜も、自然環境に近いものはゴミが散乱しているケースが大半で、人工物はなくても海洋の自然発生したゴミが大量に打ち上げられていたりする。基本的にみんなタイパを意識して生きている中で、数少ないレジャー体験でそんなハズレを引きたくないので、みんな安牌である山や森のバンガローなどに行くわけである。 あと、これは私の個人的趣向ではあるのだが、やはり海水は潮臭くて肌にまとわりつく。べたべたするのが嫌。それと比べると湖畔の水遊びの方が快適である。そういう考えの人も、もしかしたら多いのかもしれない。 ちなみに、冒頭で触れた写真イメージを追体験したいのであれば、日本だとやはり沖縄や奄美くらいになるのだと思う。沖縄でも奄美でも別荘地があるので、休暇にはそこを拠点にしてフォトジェニックな海を満喫するという人もいる。まぁ、収入的な意味で、完全にボリューム層からは外れているが(笑) いちおうオフシーズン中心に貸し出されていることがあるので、大学生みたいな暇人がお金を持ち寄って複数人で借りて遊びに行くというのは、平成ではよくあった話ではある。
- 元記事
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「海は平成の香りがする」…20代にとって海水浴は“SNS時代以前”のレジャーに 自然に触れるなら「森」と答える理由
https://dot.asahi.com/articles/-/281894