中東でこの様な、事実上の無差別攻撃を行っているイランは、今後ますます中東地域での居場所がなくなっていくことになると思う。イランからの湾岸諸国への攻撃はサウジアラビアの実質的な指導者であるムハンマド・ビン・サルマーン皇太子(同国首相、以下MBS)の神経を逆撫でしており、この点においてサウジアラビアはアメリカやイスラエルに、イラン攻撃を続けるよう積極的に促しているという話も出ている。特に、イランによるホルムズ海峡封鎖以降のサウジアラビアは相当に神経を尖らせており、その点についてトランプ大統領との"会話"を続けているらしい。最近、アメリカや特にイスラエルが強気になっているのも、湾岸において大きな発言力を持つサウジアラビアのMBSの意向が影響しているものと思われる。 それでもイランは自国の核兵器(またその原料)を破棄しない強気な姿勢を貫いており、今回もこの様に周辺諸国への挑発行動を続けているが、そのイランに協調する国というのは、レバノンやイエメンといった実質的なその傀儡国家のみである。今後もこの様な威力的な挑発行動が続くのであれば、トランプ大統領の和平交渉の甲斐もなく、中東地域は危険なイランの排除という最終手段に踏み込む可能性も大いにあるはずだ。日本ではやけにイランに同情的な報道が続いているが、日本も原爆被爆国として、イランに対して核兵器、またはその原料の破棄を強く求めていかなければならないと思う。日本の立場というのは、そういう面において求められているのではないだろうか。
- 元記事
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クウェート攻撃で1人死亡、60人余り負傷 米支援の代償とイラン
https://jp.reuters.com/world/security/XMZ2ROP2O5NHLJOZMIHHT5XHME-2026-06-03/