もうだいぶ前からトンネル内の照明はLEDに置き換わってきている。つまり、蛍光灯の交換なんかは存在しない。あるとしたら、LED照明器具自体が故障した時だけ。記事内で書かれていたけれど、照明の集中管理というのもLEDだからできることだろうね。
ちなみに、このLED照明への交換だけど、ほぼほぼ中国とかの外国製。安いからね。Amazonでも9割方が外国製でしょ。日本製は値段が高くて選択されづらい。で、中国製の安いLED基盤だと発熱が凄かったり、発熱の発散が不十分だったり、挙げ句には発火して火災になったりする。日本製でもノーブランド品はヤバいのが混ざってるよね。簡単工事で蛍光灯器具からの交換が可能とかいう謳い文句で売りつけているのもあるけれど、素人が安定器周りの配線をいじくると電力容量不足でケーブルが発火したりする。台所だと、被覆が剥き出しの部分に油煙がこびりついた挙げ句に発火というのもあるだろうね。これから日本はそういう火災も増えていくのだろう。
中国に買替え需要で儲けさせて、さらに国内の日本人の固定資産も火災で燃やしていくスタイル。自民党の輝かしい功績の一つだわ。
(2025/8/31追記)
買い換え需要を創り出して、国内企業に儲けさせると思わせておいて実は安い海外製品を爆買いさせるという誘導は、過去にも地上アナログ放送終了の時に行われている。あの時は、国内家電メーカーがデジタルハイビジョンテレビなどの液晶テレビの買い換え需要を見越して、国内の生産工場に大規模に投資を行っていた。有名なのはSHARPの亀山工場だよね。今はメーカーごと台湾の鴻海精密工業に買収されている。当時は「日本の液晶技術は世界一」なんて言われていたけれど、2025年の今はどうなっているか、歴史が全てを教えてくれているよね。今日本人が液晶ディスプレイを買うとしても、まず韓国メーカーか台湾・中国メーカーになると思う。当時は台湾・中国メーカーもそれほど延びていなかったので、ほぼほぼ韓国メーカーが一強の状態になっていた。LGとかSAMSUNGだね。当時日本では韓国製なんてすぐに壊れる(笑)…なんて言われていたけど、自分が当時に買った韓国LG製の液晶テレビは今でも元気に動いている。だいたい10年物かな。地上アナログ放送終了の後に買った比較的新しい製品だけれど、台所でしばしば猛暑に晒される場所に置いてあるので環境としては比較的劣悪。特に近年はね。でも壊れることなく元気に動いている。それで、なんでいきなりこんな韓国メーカーが技術力を付けたのかというと、端的に言うと日本のメーカーが技術移転で技術そのものを盗まれたから。アホの日本人が知財管理を疎かにして、おだてられるままに技術研修などを行って技術を教えまくった結果、為替レートの低い国でそれなりの品質の製品を大量生産できるようになってしまった…というわけ。それじゃあなんで、他国の技術者に技術研修なんてやっていたのかというと、これは今もやっている(正確には同名の制度は終了して代替制度が検討されている)外国人技能実習生や企業の海外移転の推進が原因だね。日本国内の生産を海外に移転して、技術を教えて現地の人に生産させて、次々と国内産業を骨抜き空洞化させていく。昔は地上アナログ放送・地上デジタル放送推進で、テレビ買い換え需要を強引に創り出して、今は蛍光灯やフィラメント電球の生産禁止で、照明器具の買い換え需要を強引に創り出している。どちらも、日本国内のメーカーよりも、海外の安いメーカーの方が人気になっている。直接的に日本を破壊するわけではなく、あくまで自分に悪気はありませんよ、狙いは日本破壊じゃありませんよという雰囲気を見せて、全力で日本の国内産業を壊滅に追い込んでいく。それが自民党が、昔から日本でやってきた破壊工作なのだ。