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2023/11/23

【Windows10】 ロック画面を表示しない方法

 Windows10にログインする際にいつも見ているログイン画面。

▲ ログイン画面(Windows10)

 経験している人は多いと思うが、あのログイン画面では、何も操作しないまま一定時間が経過するとロック画面に戻されてしまう。ログインフォームが表示される前の、時間とかが表示されている、あの画面だ。

▲ ロック画面(Windows10)

 個人的に、この動作は非常に嫌いだ。ロック画面もログイン画面も、存在自体は別に嫌いでも好きでもないが、ログイン画面で一定時間経過するとロック画面に戻されてしまう動作だけは、どうしても受け入れられない。人の意思によらない勝手な画面遷移を自分は許さない。なので、今回はこの動作を無効化するWindows10の設定について説明したい。
 まず断っておくが、タイトルで書いたとおり、この方法は実際には「ロック画面を表示しない方法」となる。というのも、どうも今のWindows10にある設定には、先述の動きを直接無効化する項目がないようなのだ。なので、代替手段としてロック画面を無効化することにより、常にログイン画面からの自動的な画面遷移を無くす設定に変更する…というのが、今回の趣旨である。

─「ロック画面を表示しない方法」
 これはWindowsのローカルグループポリシーという機能を使う。ここには、Windowsに関するほぼ全て設定項目が集まっている。いわゆる「設定」画面より細かい内容が設定できるので、今回はこのローカルグループポリシーを使う。

  1. Windowsのデスクトップ画面でキーボードの[Windows]+[R]を押して、[ファイル名を指定して実行]ダイアログを出す。
  2. [名前]テキストボックスに、"gpedit.msc"と入力して[OK]ボタンをクリックする。
    [ローカル グループポリシー エディター]が開く。
  3. 左側ペインのツリーにて、
    [ローカル コンピューター ポリシー]->[コンピューターの構成]->[管理用テンプレート]->[コントロールパネル]->[個人用設定]と開いていく。
    [個人用設定]を選択すると、右側ペインに設定項目が表示される。
  4. [ロック画面を表示しない]設定をダブルクリックして設定画面を別ウインドウで開く。
  5. ウィンドウ内左上の当たりに、[未構成]、[有効]、[無効]の三つのラジオボタンが、縦に三つ並んでいる箇所がある。
    その中の[有効]をクリックして選択する。
  6. 最後に右下の[適用]ボタンをクリックして、設定変更を適用させる。

 この設定は、OSの再起動を必要としないので、即時適用されているはず。キーボードの[Windows]+[L]キーでデスクトップをロックして確認してみよう。今回の設定により、直接ログイン画面が表示されるはずだ。そして、その状態で放置しても、ロック画面に自動的に表示が切り替わることもないはずだ。

2023/11/20

【Eclipse】 変数などの出現位置に対するハイライトが表示されなくなった場合 [Java]

 エディターでの作業中に毎度お世話になる、変数などに対する同要素出現箇所ハイライト表示機能。どうも最近のEclipseはこの表示が、何かのタイミングで表示されなくなってしまう不具合(?)があるみたいなので、その現象が発生した際に元の状態に戻す手順を、ここで改めて確認しておく。

 まず、ここで元に戻す対象の機能だが、正常時は下記のスクリーンショットの様に表示される機能となる。"httpResponse"という変数に対して、黄緑と水色の四角が回り囲みハイライト表示されている。これが稀に消えてしまうことがある。原因は知らない。何かのショートカットの誤操作かもしれない。

─ 元に戻す手順は単純で、Eclipseの設定から対象の機能をアクティブ状態に戻してあげるだけ。

  1. [ウィンドウ] -> [設定]
    設定ウィンドウを開く。
  2. 左側ペインのツリーにて、[Java]->[エディター]->[出現箇所のマーク]を選択。
    右側ペインに[出現箇所のマーク]の設定項目が表示される。
  3. [現行ファイルの選択された要素の出現箇所にマークを付ける。]チェックボックスがオフになっているので、オンに戻す。
  4. [適用して閉じる]ボタンをクリックして戻る。

2023/11/11

BloggerのリクエストUAによるアクセスコントロールとGoogle Search Consoleの相性

 去年からポツポツと触っていたBloggerのブログサイトをGoogle Search ConsoleからGoogle検索に登録しようと動いた結果、どうもBlogger側の仕様と、Google Search Console側の仕様に挟まれて、うまく登録できないようなので、その状況について軽く共有しておきたいと思います。

まず両者の仕様を軽く説明。

【Blogger】
リクエストのUAがスマホだと判断されるものであった場合、スマホ用サイトへの転送を意味するHTTPステータス302をレスポンス。指定URLとして、元のURLにクエリーパラメーター「m=1」が付与されたものを指定している。これを元にBloggerのシステムはスマホサイトを表示している模様。

【Google Search Console】
モバイルファーストインデックスを展開しており、新規Webサイトの登録にあたっては、必ずスマホ用ボットによるクロールが行われる。

 上記2仕様の結果、Blogger.comにて新規にブログサイトを作ったとしても、Google Search ConsoleにてGoogleに登録するためには、必ずスマホ仕様によるチェックが行われる。そのため、代表URLにて登録を申請しても、302転送により"クエリーパラメーター付きの別URL"が指定されてしまうことにより、ページの取得が「リダイレクトエラー」となってしまう。
 これを解決する手段は今のところない。

 PC版サイトを諦めたとしても、Blogger.comはsitemap.xmlの作成が自動になっているため、全てのページにスマホサイト用のクエリーパラメーターを付与することはできない。クエリーパラメーター付きURLを代表URLとして指定したとしても、sitemap.xmlからの登録が実行されないので、Webサイト登録の長期的な保守は事実上不可能だということになる。

 もし、これから新規にブログサイトを作りたいのならば、Blogger.comを使わないことを推奨する。

2023/10/03

【Windows10 + ATOK2016】勝手なタイミングで入力文字種が切り替わってしまう現象(不具合)

Windows10 + ATOK2016
勝手なタイミングで入力文字種が切り替わってしまう現象(不具合)

以前に取り上げたこの現象、解決したので、その方法を公開しておく。

【現象】
Google Chromeブラウザのアドレスバーなどで、日本語(かな入力)を入力中に入力文字種が勝手に切り替わってしまい、全角英数モードになる。なお、IMEバーの表示は、ひらがなモードのままである。

【解決法】
ATOKの設定で対応可能。
1) ATOKプロパティを開く。
2) [入力・変換]タブの[設定項目]のツリーで[入力補助]を選択する。
3) 右側ペインの[詳細設定]ボタンを押し、[自動カナロックの詳細設定]ダイアログを開く。
4) [ATOKの内部状態を優先する]チェックボックスをONにする。
5) [OK]ボタンを押してプロパティを終了し、設定を確定させる。

以上

 ATOKの販売元のジャストシステムでも、この不具合は認識しているようだが、この対処方法についての説明は、自分が探した限りでは一切無かった。やはり、日本企業の悪い伝統なのだろう、売り抜いた商品についてのサポートは貧弱極まりない。

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