似たようなのが、つい半年ほど前に、ゲームであったね。Steamで配信されている『Palworld / パルワールド』という作品。この時は、だいぶメディアで過熱した議論が展開されていた。今回は、あっさり発行元が白旗を揚げた形になっているが、どちらも版権を持っている任天堂や株式会社ポケモン側からのアクションは無かったと思われる。記事内で書かれている通り、単純にポケモン作品を知っている「ポケモン愛好者(記事内文言)」からの指摘によって回収判断に踏み切ったらしい。
個人的に、こういうのは、いわゆるグレーゾーンでもかなり白に近い方だと思っている。キャラクターのデザインは、相当の模倣でもない限り、著作権侵害とはならない。もしこのレベルの相似が著作権侵害であるとなるのであれば、人型のキャラクターはほとんどがこれに該当してしまう。ポケモンは一般的なモンスター造形において権利を専有しているわけではない。多少似ている程度で騒ぎ立てることは、相手先の商業活動を妨害することになるので控えたほうが良いと思う。本当に権利侵害であるのならば、当該権利者が動くだろうし、権利者に問い合わせれば良いだけだ。
- 元記事
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ポケモンに酷似、福井県小浜市など製作のカード配布停止 食のキャラ2種、レシラムとツタージャ似と指摘
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/2040582
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