かつての自民党の政策に誤りがあったことに言及しなければなりません。なぜ日本人の食を減産したのか、それによってどの様な弊害が生じて今に至ったのか。これらについて言及することで、過去を繰り返すのではなく、新たに未来に向かう姿勢を示すことができると思うのです。 単純に増産することだけでは、農家の収入が安定しなくなるのでは? それに対する回答が輸出拡大では、今回のような価格高騰の緊急事態に輸出を国内流通に回すという決断ができないのではないか? 石破総理の今回の決断には、それらに対する明確な答えが用意されていないように見えます。特に、米を増産した代わりに、輸出に回すことによって国内価格を減らしすぎないという方針は、今も採られているものです。つまり今回の価格高騰に対して、「米増産+輸出拡大」という施策は全く意味を成していないのです。これは既に答えが出たものであり、この施策を繰り返すというのは、国として仕事をしているようでいて全くしていないのと同じことになります。
- 元記事
-
【速報】コメの安定供給へ 石破総理「増産に舵を切る」との方針を表明
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2090974
0 件のコメント:
コメントを投稿