"自然派"は個人の趣味の範囲でどうぞ。現在は、麻疹ワクチンの接種は義務化されているはずです。強制ではないし罰則もないようですが、義務であるということは「個人の趣味の範囲外」ということ。例え自然派であっても、よほどの理由がない限りは接種するべきであり、そういう論理的な説得を誰かがする必要はあると思いますね。
ちなみに、調べると義務化が始まったのは1990年とのことなので、それまでは接種拒否については個人の自由だと思いますし、それについて親を責めるのはちょっとおかしいかと。1980年代頃に健康食品ブームみたいのがあって、自然派志向の人が増えていたことはありましたから、初期の頃はその影響を受けて接種拒否する人は多かったのかもしれませんね。
─ あと、ついでにもう一つ付け足しておくと、当時は今と違ってインターネットが無い環境なので、あるひとつの概念に縛られると、それを矯正するような情報を自力で得ることは難しい時代だったと思うんだよね。自分の主義と反する情報でもほぼ自動的に目に入ってくる今とは、情報そのものの重みが違うので、今の価値観で当時を批判することが必ずしも正しいとは限らない。2000年代に入ってからも、スマホの様な常時ネット接続型デバイスを持つようになったのは、2010年代半ば以降の話。
- 元記事
-
死ぬほど苦しんだ娘に「免疫がついてよかったね」…親が“自然派”でワクチン打たず、「はしか」感染で入院
https://times.abema.tv/articles/-/10120187
0 件のコメント:
コメントを投稿