これはどういう事かというと、つまり原発関連の安全保障について、国の担保は一切意味が無いということ。例えば、福一事故汚染水の排出について、メガネザル岸田が「国が全責任」と発言していたが、裁判所のこの判決によって今後それらは覆されることが確定した。原発事故に関しては電力会社が責任を取るものであり、国はそれに一切関与しない。電力会社が耐え切れず潰れてしまえば、補償は全て立ち消えになるし、国はそれに対しての責任を一切負わないということが確定したということだ。
日本で原発の運用が不可能であるということが、これで確定した。原発事故は国家の存亡に関わる重大インシデントであるのに、それに対して国家が責任を負わないということはあり得ない。今後も日本で原発事故が起きることは当然想定されるわけで、それで国が責任を負わないのであれば、原発の運用は民間レベルで全てを担保しなければならなくなる。事実上不可能だ。
- 元記事
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国の責任、二審も認めず=原発避難訴訟―名古屋高裁
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023112200171
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