当然の結果です。というか、これからもっと上がりますよ。国産のいわゆるブランド米は、これから年毎にますます値上がりしていきます。私の予想では5kg10000円台は固いですね。コシヒカリとかあきたこまちなどの名前が知られたブランド米ならば、5kgで1万円台後半まで行くと思います。確実に。農家が儲けられる仕組みを…と、専門家が言っているので、農業改革でその様な儲け先行型の仕組みが取り入れられていくと、米は爆発的に値上がりしていくはずです。特にブランド米は大規模農業と言っても規模が圧倒的に小さく、特にインバウンド需要や海外輸出との兼ね合いで、価格が高騰しやすい下地が整えられています。食料品を奪い合う時代です。まともな食料を食べたければ相応のお金を出さなければならない時代が迫っているわけです。
グローバル社会というのは、日本国内だけで競い合っていた時代ではないわけです。我々の食料品マーケットで売られている品に、東南アジアの人達が我々が買う値段よりも高い価格を付けてくるわけです。流通も一次生産者も、みんなそちらに売ります。それらを妨げる障壁は既にありません。グローバル社会と自由化という波に乗り、我々が選択してきた(または選択してこなかった)自民党の手によってそれらの障壁は取り払われています。我々が食べるはずの物は商材へと変えられて、誰かが贅沢をするために別の国に売られていくようになります。日本人はさらに安い何かを食べるか、または大規模農業で育成された安い輸入米を食べるしかないでしょう。有名なカリフォルニアのカルロース米なんかがそれです。ただし、これらの輸入米もいつまで食べられるか分かりませんね。そもそも日本は円安で購買力が低下していますし、カルロース米を食べたいという人が増えれば、我々が食べる分はなくなるでしょう。衰退国日本人が食べるのは、今後そういう競争からこぼれ落ちている、無名の"残飯"のみになるわけです。
地獄ですよ。日本は他の国と違って法体制が整えられていて、そこいらにある物を勝手に採って食べるわけにはいきません。海で魚を釣るにも漁業権、川で魚を釣るにも漁業権、野草を摘むにも地権、野鳥を捕まえるにも鳥獣保護法。何かで飢えを凌ぐなんてできませんからね。飢え死に待ったなしです。さようなら日本人。
北朝鮮と同じですよ。G7の日本で飢饉なんて起きるわけがありませんから。そんな国民の自己責任に国が関与するはずがありません。勝手に野垂れ死ぬ奴は放置するだけ。現に、2024年の夏から起きている米騒動で、当初の農水大臣であった小里も江藤も、全く価格調整をしなかったでしょう。選挙結果が絡むようになった頃から江藤が備蓄米を嫌々放出するようになったくらい。今の進次郎も選挙対策でしかやっていない。そもそも今から何をやっても結果が現れるのは数年後の話で、今の対策は今の範囲内でしかできないのですが、その今の範囲内ですらまともな対策を打とうとしていない。完全に北朝鮮と一致していますよね。