こいつか。
ポリカーボネート波板とトタン板材にペンキ塗料で色付けただけ。あとはトイレの便器と配管。恐らくウォシュレットだから、その制御用に電気配線も。それを便器60個分で2億円。箱ひとつで333万円ですかね? もう一度まとめて書くと、ポリカーボネート波板とトタン板材にペンキ塗料で色付けただけのウォシュレットトイレに、333万円。個人的な感覚を申すと、箱ひとつ施工費込みで80万もいかないとおもいますけどね。 しかもこれ、壁材天井材がポリカーボネート波板とトタン板材だからね。防音性の欠片も無いよ。そこら中で脱糞音が響き渡る。天井と壁から全部音が抜けるからね。 あと、もう一つはこれが露天環境下に置かれた場合、日本の夏は地獄よ。下手すれば5月の晴れの日でも、トイレ内は室温35度に達しそう。トイレに入るだけでサウナ状態。しかも見た感じ、通気口もないので匂いや湿気もこもる。そもそも壁材がポリカーボネート波板だと、恐らく電気的設備は設置不可能ではないかと。消防法的に発火源にポリ建材は使えないよね? 全て机上の空論でデザイナー(笑)しちゃうとこんな感じになるよねの極地にある。2億円もヤバいけど、こういう使用感を考えない設計をドヤ顔で晒しちゃう人が設計士を名乗れている状態も、相当にヤバいと思うね。新人とかいう言葉で免罪できないよ。 天井に使っている箱型の変な建築物。8月頃の台風が大阪に直撃したら、全部吹っ飛んでそうだ。全部、船のセイルと同じだからね。風を捕まえて、内部から風圧で全部はがされてしまう。固定の強度次第では、季節風の強風でも余裕で飛びそうだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿