フロッピーディスクドライブについては、長年パソコンにおいてプリインストールされ続けた歴史が、特に1990年代ごろのパソコン黎明期においてあるので、その名残でしょうね。 特に広く使われたWindows95は、インストールメディアとしてフロッピーディスクを使用しており、OS起動時にBIOSはまずフロッピーディスクの読み込みから行っていました。これが今でいう起動ディスクですね。そして、そのフロッピーディスクの規定の読み込み先としてAドライブが指定されており、パソコンには必ずフロッピーディスクドライブが付属するようになっていました。そしてこのフロッピーディスクドライブはWindowsXPの頃までパソコンにプリインストールされていることがあったので、今でも比較的残っているのでしょう。MOディスクやZIPディスクには、そもそもこのような歴史的経緯がありませんでしたから、使っている人は自分の意思で買う選択をしていたわけです。 ちなみに、このAドライブは今もフロッピーディスクドライブ用に予約割り当てされています。Bドライブも同じですね。なので、通常OSをインストールする補助記憶装置のドライブレターはCドライブとなるわけです。要は、OSをフロッピーディスクから起動していた頃の名残というわけですね。 CDなんかは、最初の頃はキラキラ輝いてかっこよかったみたいですが、5年くらいたった頃から田舎の鳥よけに使われるようになって、一気にダサさが増した印象があるようです。今ではCDなんて音楽以外で持っている人なんていないですよね。映像メディアとしてDVDやBDで一部残っていますけれど…。プレイステーションとかでも、恐らくそのうち消えるのではないかと思います。
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次世代フロッピー「Zipドライブ」はなぜフロッピーディスクの代わりになれなかったのか?
https://sumaholife-plus.jp/pc_it/32593/
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