【Mastodon再掲】(コメント) 秋田県の農事組合法人が生産したコメから基準値超のカドミウム検出 法人が自主回収進める

[Mastodon]
https://mstdn.jp/@Nekowashi/114278850131590163

このカドミウム汚染米は、みなさんが社会科のお時間にお勉強した「イタイイタイ病」の原因となったお米です。くしゃみすると骨が折れるあれです。今の教科書からは削除されているのかもしれませんが。 実はこれ、なかなか根深い問題でして、イタイイタイ病が解明された後も、その原因となるカドミウム汚染米は生産され続けています。ただし、食用目的ではなく工業目的の材料としてですが。ですが、皆さんご存じの通り、日本の農業は平成以降に大分自由化と規制緩和が進んでおり、農家が直接コメを販売することもできるようになっています。昔ほど流通段階での管理がされておらず、工業目的で農家が売り払ったカドミウム米が、食用目的で市場に出回る可能性も昔から指摘されています。皆さんがニュースでよく耳にする、福島第一原子力発電所方式のアレですね。混ぜ混ぜすればバレないし、検査されても基準値超過せずにばれないという寸法です。 経産省をはじめとする国家機関が堂々とやっている合法犯罪行為ですから、民間人も平然と真似するわけです。奇しくもブレンド米には、その原材料について明記をしなくても良い決まりになっています。政府備蓄米が市場に出回るとただのブレンド米となり姿が見えなくなる仕組みと同じですね。それぞれは大した意味も無い規制緩和に見える改変が、全体を通してみるととんでもない改悪に繋がっている構図がここにあるわけです。日本人は、議論をするときに目的意識もなく、ただ単純に目の前の問題しか見ようとしない。論理的でなく、目前の利益しか追おうとしない。そういう悪癖がここにきて見事に開花しているわけですな。 日本人は平成以降のおよそ40年の間にカドミウム米を合法的に食わされる仕組みを作らされていたわけです。

• 元記事
• 秋田県の農事組合法人が生産したコメから基準値超のカドミウム検出　法人が自主回収進める
  https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1834741