Wi-Fiの電波ってのは、こんなに多数の端末を相手にして同時に通信を行うように設計されていないので、通信できなくなるのは当然。これでもアクセスポイント自体は多数配置されていたのだろうけれど、そもそも一か所に複数台を設置して解決するどころか、相互に干渉しあって悪影響になることすらあるからね。 ひとつのWi-Fiアクセスポイントに接続できる端末って、基本的にローカルIPの許す限りだけど、アクセスポイント自体は内部アンテナ一つにつき一端末のみとなる。それが時間ごとに切り替わるタイムスライスのような形式で、複数のクライアント端末と疑似的に通信するように見せかけているだけ。いわゆるラウンドロビン方式みたいなもの。人数が多くなればそれだけ待ち時間が多くなるので、実質的に接続ができないような状態になる。 万博のような場所では本来、会場限定のプリペイドSIMを販売もしくは配布して、それを利用して移動基地局と通信してもらうのがセオリーとなる。
- 元記事
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「最低の万博」 通信障害で5時間入場できず…70歳女性が怒り心頭「こんないい加減な対応ない」
https://encount.press/archives/782013/

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