地裁が訴訟却下するのってどう考えても頭がおかしい判断だったからね。高裁がそれを指摘して差し戻すのは妥当な判断だと思うよ。地裁が何を考えているのか知らないけれど、言い分がどう考えても子供の屁理屈。法務省から金でも受け取ってんじゃねって程だ。 司法の立場として議論は行われるべきで、それを結論ありきの門前払いでシャットアウトするのは、その立場を投げ出しているようにしか見えない。法治国家としてあり得ないほど恥ずかしい振る舞いだ。 よくこの訴訟に対して「死刑囚に配慮する必要はない」として、「より厳しい条件での死刑執行」を求める声が見られるが、こういうのは日本人の国民性を如実に表しているなと思う。要は「司法による代理殺人」を望んでいるということじゃないかと。司法というものがどういうものかを根本的に理解していない。こういう国民性だから、国が死刑執行に対しての情報を国民に公開したがらないのだろうなとも、逆説的に思えてしまう。現実を知った上で正しい議論を行えるほど、国民性が成熟していないんだよね。 「自分が死刑囚になるわけじゃないからいいじゃん」で議論が止められてしまうのが、いかに日本人がロジカルではないかが分かる点だね。 主語が大きいと言われるかもしれないけれど、実際問題、この主語でくくれる程こういう意見の人は多いはず。
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【速報】死刑執行の「当日告知」の是非問う裁判 「当日告知に基づく死刑執行を受忍する義務がないことの確認」の訴えについて1審に差し戻し 違憲・違法性を改めて大阪地裁で審理へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/04009083d5d6c7b23a28bab6ced74d86adf02b73
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