これ、袴田さんとは別に、誰かが検察を追求し続けなければいけないような気がする。検察が全く反省していないように読める。検察は認めないが、袴田さんの拘束が長期に及んでいることを鑑みて特別に追及を断念してやるから、検察をありがたく敬えよと、恩着せがましく自らの正当性を主張しているに過ぎない。こんな曖昧な結果で終わらせてはならない。この件は人為的に引き起こされた拉致監禁脅迫暴行事件か、正当な司法処理のどちらかしかありえないのだ。そのどちらでもないということはあり得ないし、前例を許してはならない。その前者であるのならば、検察を完膚なきまでに叩きのめして、この事件にかかわった関係者全員の名誉を剥奪し、司法の手により裁きを受けさせなければならない。たとえそれが国家機関であれど、一人の人間をも不条理に破壊せしめる行いは、相応の報いを受けることになる、その前例を作らなければならない。その責務は日本の弁護士に課せられているはずだ。
- 元記事
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袴田さん再審で検察が控訴断念「判決は到底承服できない。しかしながら…」 畝本直美検事総長が談話【全文】
https://www.tokyo-np.co.jp/article/359173
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