自分はかつてEvernoteの課金ユーザーでした。しかしながら、Evernoteが使う上で邪魔な機能ばかりを追加していくため、いい加減頭に来て、課金を切りました。それから10年近くの間、無課金で使用していました。
その使用歴の中で最大の転機は、記事内でも触れられている、2023年12月の嫌がらせアップデートでしょう。「無料プランに大幅な制限を掛ける対応(記事内抜粋)」としか書かれていませんが、ハッキリ書いてこの表現では不十分です。事実は、無課金ユーザーに対して利用を拒否する制限を掛ける対応…となります。具体的に書くと、それまで無制限に作れていたノート機能に50個上限という制限ラインを設けました。これにより、もともと50個以上のノートを作成済みであったユーザーは、課金をしない限り今後一切のノート追加が行えないことになりました。これは、それまでユーザーがEvernoteに預けてきたデータ全てを人質に取った、悪質な課金強要に他なりません。
今回、Evernote日本法人が解散したことで、今後は日本人が課金したとしても日本語での充分なサポートは受けられなくなることでしょう。というよりも、もともと日本ユーザーの要求なんてまともに通っていませんでしたけれどね。勿体ぶって日本法人解散なんて書いていますが、日本なんて体よく金払うだけのATMとしてしか活動していなかったです。
さようなら、二度とお前らの詐欺には引っかからねーぞ!
─ Evernoteは自分の本分を履き違えていたと、私は思うね。
お前に求めていたのはワークスペースではなく、ワークスペースの横で便利に使い回せる高機能なネットワークメモ帳だったんだよ。お前が愚かにもワークスペースの中に自分の居場所を作ろうと目論んだ時点から、今日に至るまでの施策の全てが、私がEvernoteを見限るに当たり、それを後押しする要因となった。
私がEvernoteをアップデートするのならば、自由にカスタマイズできるユーザーインターフェースを実装したに違いない。自分がこれを使うにあたり、最も欲しかった機能がそれだからである。ちなみに、これに対するEvernoteの答えは10年近く前から変わっていない。
昔の友達が死んだ気分とは、このようなものなのかもしれないな。
- 元記事
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「Evernote」日本法人が解散 解散公告を掲載【追記あり】
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2404/26/news137.html
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