2023/09/24

【Mastodon再掲】世代間での言葉の表現の違いについて ~ITエンジニアあるある(?)~

 なんかおっさんエンジニアと話が噛み合わないと思ったら、教育におけるジェネレーションギャップだったという話。

 DB、Database、データーベース。
 エンジニアならば普通に使う言葉なんだけど、普通はDBという。読みは、もちろんアルファベットそのまま。「ディービー」だよね。今の世代はディービー、みんな。でも、たまにいるおっさんエンジニアなんかは、違う発音をしている人もいる。

 「デービー」

 まぁ、分かる。自分はもう聞きなれちゃったので、"デービー=DB"と普通に解釈して聞き流している。でも、自分の発音は無意識なので、理解しなれているディービーになるわけ。でも、おっさんエンジニアはどうやらそういうのは気に入らないらしく、自分がデービーと発音するなら、相手もデービーと発音するべき…と考えるらしい。だからか、たまに突っかかってくる人がいる。お前の発音はおかしいと、ディーではなくデーと言えと。当然、なぜ?となって言い合いになるわけ。でも論破しても仕方がないのでその場は合わせるわけよ。大人の対応というより、腐敗したおっさんなんかと言い合いして消耗する時間なんか無駄だからね。

 でも、極稀に「ディービー」発音するおっさん世代もいて、その人に話のついでに聞いてみたわけよ「なぜデービー言う人多いの?」って。
 答えは簡単。そう教わったかららしい。アルファベットの発音は自分の知識の階層において、その根幹に位置しているので、その誤りを受け入れるのは無意識のストレスになるらしい。特に、自分より技術力のある若者が多いエンジニア界隈で、基礎的な知識で誤りを受け入れるのは自分のプライドが許さず、明確に間違いというわけでもなくあらゆる理由を付けてそのまま使い続けているらしい。デービーと。

 似た話は他にもある。エンジニア用語あるあるネタとして、長音の取り扱い。

 昔は、「コンピューター」はご法度だったらしい。分かる人にはわかる。「コンピュータ」と書かない(喋らない)とキレられる。日立用語とかIBMルールとかなんとか聞いたことがあるけれど忘れた。

 今は付けるのが当然。でも、おっさんエンジニアにはそれが通用しない。言っても聞かない。挙句にはドキュメント作成で長音有り無しが混在して、それを指摘したプロ管と言い合いからブチギレ騒動に発展するとかたまにあった。まぁ、先読み正規表現があるのでそこまで面倒ではないが、問題はあらゆる単語で長音を消したがるので、油断しているとたまに漏れた単語がそのまま納品されたりする。まぁ、日本はドキュメント管理なんてあまり重要視しない御国柄なので、あまり気にしない場合が多いが、ドキュメント検索で顧客に指摘されると面倒なことになったりするので、割と有名な話ではある。最近では、プロジェクト初期段階で用語ルールという物を作ったりする。逆らう奴は飛ばします。平和だね。

 長く書いたけど、結論は簡潔に。

 ジェネレーションギャップをコミュ能力で補填できない人は長く働けません。

Q. 「なぜデーターベースをデービーと言うんですか?」

A. 「データーベースの略だから」

Q. 「データーベースの略ならば、むしろデーベーなんでは?」

A. 「ドイツ語か! 中二病か!」

Q. 「???(´◉Д◉`)」

A. 「(´◉Д◉`)???」

おそ松様でした。

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