今考えると、北朝鮮の金正恩はトランプ大統領の扱い方が相当上手かったな。あの時点で、世界で一番上手かった安倍首相よりも上手かったのではないかと。少なくとも初対面でアレをやり遂げたという点では、安倍首相よりも上かもしれない。あの暴君がそれを自力で演じきったとは到底思えないので、誰かそれを伝授した人物がいるのだろうと私は思っているが…。そういう意味では、今回の習近平のやり方も、それに近いものを感じた。もっとも、それは完全に同じではなく、基本は金正恩のやり方をベースにしつつ、習近平らしい「大国の威信」を滲ませるやり方にブラッシュアップされていたが。こちらも、習近平が自力でこの解答に辿り着いたと言うより、北朝鮮のやり方を勉強したという方が正しいのかもしれない。 それと、アメリカは対中シフトでイランに手を出すべきではなかったという意見をよく見掛けるが、それは誤りだ。完全に世界が見えていない。中国共産党を崩す上で避けて通れない難敵の一つが、イランである。イランは核開発などにおいて、北朝鮮と密接に繋がっているとされ、その両国間において物理的な手助けを行っているルートが、当の中国である。ユーラシア大陸の中央で繋がっているこの三国、そしてロシアは、そのどれか一つを叩き潰そうとしても他の助力を得て、しぶとく生き残ろうとする。トランプにとって世界大戦は避けたいものであるが、現実的に対中国を完遂するためには、イランと北朝鮮、そしてロシアの三国は無視できるものではなく、そして同時にヨーロッパ各国(NATO)や日本がもっと主体的にアメリカを支援するべきだと愚痴をこぼす原因となっていることは確実だ。
- 元記事
-
習主席に「脅迫されて」何も言えなかったトランプ大統領 ジョセフ・クラフト氏が驚く意味
https://www.j-cast.com/2026/05/18514788.html
0 件のコメント:
コメントを投稿