男性救護員がAEDを使用しなかった判断は正しいと思います。既に現場では女性が心臓マッサージを行っていた以上、駆けつけた男性救護員がその人を除けてまで女性に対してAEDを使用する理由はないですよね。ちなみにAEDは素人でも使えるように設計されているはずです。開ければ中に手順が書かれていますよ。先に心臓マッサージを使用していた女性がAEDを使用すれば良かっただけです。もし男性が女性に使用することをためらう社会を変えたいと純粋におっしゃっているのであれば、そういうことをした女性と、その被害届を受け取る警察を変えるように動くべきですね。これについては、男性の与り知るところではありません。 ちなみに、これについてABEMAのデマだという話がありますが、これはそれよりも前から出ていた話で、ABEMAはそれに乗っかっていただけ。Twitterの話も、それよりも前からあった話を元に盛った話を勝手に作っただけです。どちらも、それ以前から"出所不明ですが"元になった話が存在しています。 自分の記憶が確かならば、東日本大震災の頃には既に出ていた話ですね。そもそもAED自体は、2004年7月に無免許での使用が法律で解禁されていますから、既に20年以上経過している仕組みなんですよ。駅構内や公共の場所で見掛けるようになったのはもう少し時間が経ってからですが、東日本大震災の頃には既に使用されるくらいには普及していました。その頃には既に「訴えられた」という話がネット掲示板の書き込みやSNSのポスト、ニュース記事なりで存在していました。ここからは自分の推論ですが、恐らくニュース記事にならないような、個人間のトラブル自体は存在していたのでしょうね。話の出所は不明ですが、元となる話があると考える方が自然で、それを受け取った別の人が脚色して話を広めていったと。いわゆる都市伝説ですか。でも、論理的に考えて、裁判にまで至らなくても被害届が出されれば警察は受け取る可能性が非常に高く、その場合は警察の記録に残るというのが社会一般的な常識としてありますので、男性は「君子危うきに近寄らず」がベターな判断だと思います。これについては、その様な仕組みにしている警察などに問題があるだけですね。 ちなみに、訴えられた場合に放置しておくと、どんな馬鹿げた内容であっても訴えた側の主張が通ります。訴えられた側は、普通は持ち得ない裁判所の手続き知識を調べつつ対応するか、それとも高い費用を払って弁護士に委任するしかありません。それを元に相手を攻撃的に提訴するような輩も存在するくらい「訴える」という行為自体が攻撃性を持っているので、「訴えられても反論できますよ」程度の主張では多くの人は納得しないと思いますよ。 そもそも世の中には「美人局」という有名な詐欺も存在しますからね。そういうのが通る社会にしてしまったことが問題なので、それについて男性の意識を改めるという結論自体が、「虐めは虐められる側に問題がある」という話と同程度の暴論だと自分は考えています。
- 元記事
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AEDが使われなかった理由は…「抵抗なく使える社会に」考える家族
https://withnews.jp/article/f0250307000qq000000000000000W02q10101qq000027841A

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