事故からほぼ1年掛けて、ようやくここまでか…という印象。自分が事故のニュースを読んで翌日くらいに想像していた内容とほぼ同じだ。 事故の直接的な原因となったのは、海上保安庁機の滑走路への進入だが、それを検知して事故を未然に回避するためのプロセスは用意されており、事故に関係する全ての登場人物に対してその責任が求められている。即ち、海上保安庁機の滑走路への進入を阻止できなかった管制官、進入を検知しても着陸機へのゴーアラウンド指示を出せなかった管制官、そして着陸予定の滑走路に存在する海上保安庁機を発見できなかった日航機のコクピットクルー。それら全てに責任がある。それと同時に、空港業務のプロセスに対しても抜本的な見直しが今後行われるはずだが、どこまで突き詰めたとしても、所詮それを実行するのが人間である以上は、絶対はあり得ない。事故が無い日常が続いたとしても、それに慢心せずに常に100%の集中力を以て空港業務に当たってほしい。
- 元記事
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日航機と衝突の海保機、機長らの復唱確認が不完全なまま誤って滑走路進入…操縦室内の音声記録で判明
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241225-OYT1T50031/

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