ウクライナの人と議論してみてください。自分は「ウクライナ」としか言えません。 ウクライナはソ連崩壊後の1994年に締結されたブダペスト覚書によって、その後約3年間で、ソ連時代に保有していた核兵器が全て廃棄された。そして、その後の2014年にロシアはクリミア半島に侵攻し併合。さらに2022年にはウクライナ全土への大規模な侵攻を経て、今日の状態になっている。また、このおよそ30年の間に、ウクライナ東部の都市はロシア人武装勢力によって独立運動の標的とされ、何人もの市民が犠牲になっている。2014年にはウクライナ東部を飛行していたマレーシア航空の民間航空機が撃墜されて乗客全員が死亡している。 日本原水爆被害者団体協議会はこれらの歴史に対して真剣に向き合うべきではないのか? 広島や長崎といった日本の一地域で活動している分には、その発言はまだ許されるかもしれないが、世界に出て本物の「歴史」を経験した人達を前にして、何の根拠も無しにその発言は許されない。命を理想論で語るな。 言っちゃ悪いけれど、命について理想論で語る奴を自分は詐欺師と呼んでいる。でも、現実はもっと恐ろしい、殺人者なのかもしれないね。理想を語って自国の兵士を戦地へと送り込む政治家と、本質的に何も変わらない。それは詐欺師の中でも、殺人者と同じ括りにもできる悪辣さを秘めている。
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田中熙巳さん「核で命守れるか」 被団協代表、各国メディアに訴え
https://nordot.app/1238839158219964868
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