先ほども書いた通り、若者が支持する二大要因の内、片方が選挙後のインタービュー対応で崩れ去った。石丸伸二が今後も若者の支持を受け続けるためには、如何にして共通の敵を作り自らの話題性を維持し続けるかが鍵となる。つまり、若者の代行者であり続けることをアピールできるか否かに掛かっている。といっても、本人は41歳と決して若い世代ではなく、あと10年もすれば老人に片足を突っ込む状態になる。そこに至っても尚、"石丸構文"などと揶揄されるような態度をとり続けるのであれば、今度は間違いなく老害と罵られる時が来ることになるだろう。
石丸伸二の過去の発言を眺めていれば分かる通り、この人には明確な政治理念はなく、そのスタイルは基本的に既存の構造を如何に破壊するかでしか発揮できない。都知事選でも「東京解体」という言葉を出していたが、選挙で敗れて無職の人となった彼が、その立ち位置で何を相手にその破壊芸やマウントを披露できるか。注目すべき点はそこしかないと思う。
- 元記事
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東京都知事選2位の石丸氏、与野党が動向警戒…国政進出目指すなら自民幹部「無視できない存在」
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240708-OYT1T50261/
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