無人ギョーザ販売所のビジネスモデルには、シンプルな業態ならではの限界点の低さがある。それは単純に、訴求性の低さ。自分は一度だけその店舗に入ったことがあるが、しばらく店内を物色した挙句、何も買わずに出てしまった。当然、お金の持ち合わせとかいう問題ではなく、単純に買いたいと思える要素がなかったから。食べ物を買うのに、みんな凍っていて、しかも全部箱売りでパッケージしか見られないというのは、訴求性がゼロにも等しいということだ。これでは、「冷凍餃子を絶対に買うぞ」という強い意志を持つ人しか買わないだろう。今まではそれだけの人が多くいたから、たまたま儲かっていたのかもしれないが、それも同じような店舗がたくさんできてしまえば、結局のところは少ないパイの奪い合いになってしまう。そこから一歩先に進んだビジネスモデルを展開できた店だけが、今後は生き残っていくだろう。
- 元記事
-
無人ギョーザ「閉店ラッシュ」が止まらない…!それでも“オワコン化”とは言い切れない理由
https://gendai.media/articles/-/132000
0 件のコメント:
コメントを投稿