2024/04/16

【Mastodon再掲】(コメント) 欧州の本気、遅すぎたか ウクライナ砲弾支援「北朝鮮に負けるのか」 トランプ氏再来焦り

 日本が北朝鮮問題で被害を被っている時に、欧米は本気で北朝鮮に対して制裁を行わなかった。欧州にはいまだに北朝鮮と国交を維持している国が多数ある。中には北朝鮮と平然と取引をしている国もある。ドイツもその国のうちの一つだ。さすがに、国連決議による制裁が発動した後には、その様なことは行われていないと信じたいところではあるが、北朝鮮が板門店会談で自慢気に見せびらかしてきた専用車の存在から見て、いまだに隠れて取引している奴らはいるのだろう。そもそもスイスのように永世中立を謳っている奴らもいる(スイスはEUではないという意見もあるだろうが)。つまり、北朝鮮が今日において、他国に砲弾を供給できるような軍需生産力をいまだに維持し続けているのは、欧州自身の自業自得である部分もある。もちろん全てではないだろう。日本も、イランと石油取引を続けることにより、間接的に北朝鮮を援助していると思われる(イランは北朝鮮の核兵器開発を支援している疑惑がある)。

 世界的な視野を持った場合、ロシア対ウクライナの戦争は、ヨーロッパにとって関係のないものではないということは自明の理だ。NATO加盟国ではアメリカがいるという安心感があったのかもしれないが、既にトランプは出てきた後である。今後も同じような方針を掲げる大統領が出てこないとは限らない。アメリカがいなくても、イギリスやフランスといった核保有国があるという安心感も、既に今では古くさくて半分カビが生えてしまっているものだろう。イギリスもフランスも、実戦配備している核戦力は既に申し訳程度の物しかない。二国合わせても、ロシアに対して核の均衡を保つのは無理な話である。通常兵力についても、仮にプリゴジンが存命でベラルーシからの侵攻があった場合、ポーランドで防衛線を展開できるかは疑わしい部分がある。欧州が現在持つ常備兵力は、東西冷戦の頃と比べて著しく減少している。どちらにしても、アメリカ抜きのNATOではロシアの戦線拡大に対する抑止力を発揮できないというのが現状である。

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