別の記事による報道だと、岩国基地から離陸して沖縄嘉手納基地に向かっていたらしい。屋久島は岩国から沖縄本島に向かう最短距離上にあるのでおかしくはない。ただし、気になるのはアプローチを試みた空港。屋久島の近くにはもう一つ、種子島という島があり、空港施設もこの種子島の方が大きい。オスプレイの着陸滑走距離は1500mなので、屋久島空港ではギリギリの長さとなる。特に緊急着陸時には、ティルトローターの角度を変更せずにアプローチした方が安定するはずなので、なぜ岩国から嘉手納に向かう途上にある屋久島で、ティルトローターの角度を変更した垂直離着陸モードで緊急着陸をしようとしていたのか理解に苦しむ。仮に屋久島から離陸した直後に不時着したというのならば、まだ話は繋がるが、屋久島空港には米軍施設がなく少しおかしい。
これは邪推になるが、恐らく岩国から嘉手納に向かう途中で、観光地である屋久島を間近で見るためにヘリコプターモードで付近を低空飛行していたのでは? 米軍機は日本各地でこのような観光目的の飛行を行っている。
- 元記事
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米軍オスプレイ墜落「街に落ちていたら」 屋久島住民に不安
https://mainichi.jp/articles/20231129/k00/00m/040/314000c
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