2023/12/31

アークナイツで中堅スカウト実装

 先月10月24日から新しく追加された中堅スカウトと中堅資格証。思ったより交換レートが複雑でわかりづらかったので、自分なりに納得できる範囲に落とし込んでみた。

 まず、幾つかの交換レートが散在していて混乱する原因になっているので、ターゲットとするレートを固定化。
 今回は、ガチャ(人材発掘)の期待値と資格交換所の必要枚数を基にして算出してみる。ちなみに、ガチャの期待値とは、レアリティ毎の排出確率と完凸後(7回以降)の資格証の獲得数(印も含む)の掛け算とする。これで算出できる期待値は、それぞれのガチャを1回試行するたびに得られる資格証の枚数となるので、それで資格交換所での必要交換枚数を割る。そうすると、概ね必要となるガチャ回数が算出できるので、その数値をそれぞれのレートとして比較に使用する。

以下、その結果。
※参照数値については画像参照

【上級資格証】
星6…89回
星5…23回
(端数切り上げ)

【中堅資格証】
星6…85回
星5…22回

 つまり、上級資格証と中堅資格証の間には"ほぼ"差がないことが分かる。ちなみに、両者ともガチャ1回試行するのに、合成石600個を必要とする。必要経費は同じとなる。

 なお、中堅資格証は中堅スカウトでしか獲得できないのに対して、上級資格証は従来通りに公開求人からも獲得できるので、上級資格証の獲得機会は、実際には今回の比較数値より多くなるはず。つまり、上級資格証側のガチャ必要回数は、上記の数字より下がる見込み。

 個人的にここから導かれる結論としては、中堅スカウトはあまりお得ではない。そもそも中堅スカウトは排出されるオペレーターの種類が制限されてしまっている上に、公開求人で獲得が可能となる。その上で、ガチャ1回当たりの価値が通常のスカウトと同じとなると、後は排出率や交換所レートで差をつけるしかなかったはず。それが今回のような結果となっているのであれば、中堅スカウトに手を出すのは、よほど特殊な理由でもない限りは避けた方がいいと思うわけだ。

 今回の中堅スカウトの実装については、スカウト対象範囲から一部のオペレーターを排除しつつ、それら排除したオペレーターの価値も下げない…という目的だったものと推察される。

・射幸性の低いくじを排除してガチャの価値を高める。

・射幸性の低いくじの価値を下げない。

 つまり、上記二点が窺えるというわけだ。
 また、これらの前提として、公開求人の存在がある。だが、私個人の体感となって申し訳ないが、10月24日以降に星5や星6の獲得機会が増えたということはない。公式のアナウンスでもそれは見られない。

 …ということは、だ。通常のスカウトから排除された中堅スカウトの対象オペレーターについては、わざわざ中堅スカウトを回すしかなく、また公開求人から排出される可能性も依然として極端に低いため、実質的な入手機会は激減したと受け取れる。

 やはり、事前に危惧していた通り10月24日以降は、手札の揃っていなかった初心者プレイヤーには厳しい現実が待ち受けていたようだ。これからは、これらに含まれている一部のパワーカードについては、損得勘定抜きで中堅スカウトで引き当てるか、または通常のスカウトで排出されるオペレーターの中から代替手段を探さなければならない。

0 件のコメント:

コメントを投稿

おすすめの記事

【Mastodon再掲】(コメント) 維新は全国政党化に課題残す 本拠地・大阪以外で花付け進まず
[Mastodon] https://mstdn.jp/@Nekowashi/113380603572163444  大阪は維新の会の本場ということで票田を確保できているようだが、全国区では無理だと思うね。まず印象が悪い。SNSで色々と...

注目されている記事