別の記事の解説で読んだが、アンテナ角度が地球からズレて通信途絶に陥った後、深宇宙用のディープネットワークを用いて遭難信号自体は受信確認できていた。地球側はその後、ボイジャー2号に向けて、再度の正しい指令信号を発信し続けていた。また、これとは別にボイジャー2号自体にも、アンテナを地球に向けて調整するプログラムが設定されており、次回の起動は10月15日に予定されていた。これより早く正常化したということは、ボイジャー2号に向けた正しい指令信号が届いたのだろか。
ちなみに、ボイジャー2号が地球から打ち上げられたのは1977年のこと。しかも当時の探査目的は、木製より遠い宙域の探査を目的としており、恐らくは太陽系外の探査までは目的に含めていなかったのではないかと思われる。海王星を発見してプロジェクトの主目的を完了した後も、延命措置を受けながらも、地球から遠く離れた空間で今も稼働し続ける探査機の技術力・耐環境性能は凄まじいものがあると思う。日本のJAXAにも見習ってもらいたい。
参考までに…
今我々が普段触れているパソコン。その有名なOSのWindowsのVer1.0が発売されたのは、1985年のこと。
また、その前身であるMS-DOS OSは1980年。
どのくらいの技術レベルの時代にボイジャー2号が打ち上げられたか、、、感心するばかりである。
さらにアニオタ向けに解説(むしろアニオタの方がこのネタに関心を持ってそうだけど)、、、
『人類は衰退しました』で登場してくる"おやげ"さんは、ボイジャー2号。
『FGO』で登場するサーヴァントのボイジャーは1号さんです。
- 元記事
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ボイジャー2号、通信回復 米NASA、動作も正常
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023080500162
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