今の日本で、きちんと実入りが確保できる技術職って何だろうね? 技術職とは違うけれど、士業なんかがそうなんだろう。みんな法律関係のオフィスワーカーばかりだ。こんなブルシットジョブワーカーばかりが儲けていたって、国として何の役にも立たない。物理的に何かを動かしてこそ、初めてこの国に生きる人が役立つものを作れるわけだ。それは基本的に人間というのは物質的存在だからであり、いくら華々しい言葉で飾ったところで、サービス業だけで人の生活は成り立たないということ。 だが、今の日本ではその役に立たないサービス業ばかりが異様に儲けて、生活を支えているはずのいわゆるブルーワーカーが全く報われない状態になっている。これは何も土木作業員などの典型的なブルーワーカーに限った話ではなく、オフィスで働いているIT業界のワーカーも低賃金に悩んでいる人が多い。 必要な知識とその更新に掛かる圧力、そして掛かる責任は多いのに、賃金は異様に安い。そういう職業にいる人間はこれから先も大して給料は上がらず、そして心折れた人が抜けていくことにより、産業の空洞化が顕在化することになるだろう。それに対して今の自民党が積極的に組み入れている対策が、外国人労働者の受け入れであることが、なおも我々日本人が絶望するに余りある状況に繋がっている。
- 元記事
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「時給600円」「異常な低賃金」...入れ歯作る歯科技工士がなり手不足のピンチ 過酷な勤務実態
https://www.mbs.jp/news/feature/kansai/article/2025/06/106691.shtml
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