個人的な想いとしては、2億1700万円では足りないです。最低でもこの10倍は払ってあげてほしいし、自分の立場だったとしたら納得しないですね。アメリカだったら3桁億円いくかもしれないですよね。懲罰的課金と、袴田巌さんの長年に渡る精神的苦痛に対する補償ですからね。単純に拘束期間の掛け算で算出したのでは割に合わないのも当然です。 あと、これに掛かる費用については、誤審に関わった捜査関係者や司法関係者の財産を差し押さえて補填するべきで、全額を税金から捻出するのは間違っていると思います。これも懲罰的意味合いを持たせるべきです。まぁ、多くの関係者は既に寿命を迎えているのかもしれませんけれどね。 ちなみに自分は、この袴田さん冤罪死刑事件により、死刑反対派に考えを改めました。以前までは死刑には賛成でしたが、それは誤審が絶対にないという大前提での話です。それが現実的にこうして起こったということ、そして捜査関係者と司法関係者がこれに対して全く反省の見込みがなく、懲罰的制裁も行われていないということ。これらの事実を正確冷静に分析した結果として、日本人と日本という国家に死刑の判断を行わせのは不可能だという結論に至っています。 つまり、本質的に死刑には賛成しているが、それを担う能力が日本には無いということですね。
- 元記事
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    袴田巌さんに「過去最高額」の補償金交付が決定 死刑囚として世界で最も長く拘置
https://www.bbc.com/japanese/articles/c5y0n34g9lno 
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