なんか堂々巡りをしている気がするのだけれど…。こういう異物混入を見付けた際、メーカーを追求する意志があるのならば、初手から堂々と事実を公表したほうがいいよ。その際にSNSを利用するのも手だし、アカウントを持っていないのならば保健所に届け出るというのも手。対メーカーでCtoBの交渉をすると、必ず誤魔化されたり、イチャモン付けられたり、購入者側に不利な状況に持ち込まれてしまう。これは、昭和の頃から続く日本の伝統で、日本人の悪癖と呼ぶべきもの(そもそも海外でも同じかもしれないが)。相手が立場の弱い顧客だと、例えそれが正当なクレームでもまともに対応しないのだ。
だから、インターネットが普及して以降、異物混入事案の際にインターネットを使って事実を公表するという購入者が出てきているわけ。メーカーの対応を促すためという理由もあるし、購入者に対する注意喚起の意味合いもある。メーカーはそれに対して名誉棄損だの、それで失業する工場労働者のことを考えろだの、事実公表者の立場を責め立ててくるが、相手の足元を見てまともに対応しないのはメーカー側なのだから仕方がないだろう。それに、事実を公表して他の購入者に対して注意を促すのは、公共の利益として確かに有益である。これからも、異物混入事案に対しては、積極的に通報するなり、インターネットで公表するなりしてほしい。これはカスハラではない。
(2024/12/12 追記)
日本における店ハラ事案(当ブログで取り扱ったもの)
・2023年8月31日…「銀座 天一 銀座三越レストラン店」客に漂白剤入りの水を飲ませ重傷を負わす。助けを求める客を放置し、随伴客が警察に通報し発覚。
・2024年5月2日…「マクドナルド柏店」レジで店員が客の老人を大声で恫喝。備品で殴りかかろうとする。他の客が警察に通報し発覚。
・2024年11月1日…「シャトレーゼ」異物混入事案。客が相談室に連絡したが折り返しの連絡を無視して音沙汰無し。3週間以上経過後に再度連絡するも謝罪も対応も無し。テレビメディアに暴露し発覚。
- 元記事
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【独自】カメムシ“丸々1匹”がお菓子に混入 口に入れて“異物感”に気づく…メーカー「2週間以内に原因報告」とするも連絡無く
https://www.fnn.jp/articles/-/783231
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