時期タイミングから見て、先般報道のあった「マンガ図書館Z」の件と関連性のある動きだろうね。VISAとMasterだけの動きというところが、特に他のサイトでも頻繁に見掛ける同種の事象と類似している。日本のブランドとして有名なJCBに関して、今のところ目立った動きは見られない。
よく知られている通り、クレジットカードで電子決済を行う際、購入する商品名に関しての情報が決済会社へと送信される。今、クレジットカード会社とネットショップの間で問題になっているのは、恐らくこの商品名なのだろう。VISAやMasterブランドのある国において反社会的(多種多様な語弊を含む)とされる要素を示す文言が含まれる際、特に問題視されているらしい。「DLsite」というネットショップでも、カテゴリー名を変更したり商品名を伏字にしたりと、日本人の感性的におかしな変更を立て続けに行って話題になっていた。
この件において最も問題なのは、決済会社とネットショップの間でどのようなやり取りがあったのか、利用者側からは全く実態がつかめないという点ではないかと。恐らくアメリカで起きた訴訟事案と関連があると思うのだが、それについても予測でしかなく、具体的にネットショップがどの様な要求を突き付けられているのかが報道されず見えてこない。利用者側には決済会社とネットショップを選ぶ権利があり、その為には正しい情報を手に入れなければならない。決済会社とネットショップの間にどの様な約定があるのか分からないが、利用者側に影響がある以上、その変更理由については詳細に公表してほしいものだ。メディアにもこの件を追求してもらいたい。
- 元記事
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メロンブックスからのお知らせ VISA/Masterクレジットカードの利用停止につきまして
https://www.melonbooks.co.jp/news/index.php?news_id=914
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