日本人が結婚しなくなったのは家族内力学に触れることがなく成人したことにより、他人との密接なコミュニケーションを遠ざける志向があるから。そもそも日本人が家族内力学に触れることがなくなってしまったのかについては、高度経済成長期における核家族化による影響が大きく、いわゆる多世代や多世帯における、自分と立場が異なる人との社会的接触に欠如した幼少期を過ごしてきたからだと思われる部分が大きい。なぜ核家族化が進んだのかについては諸説があるが、大まかに分けて2点が考えられる。1つめが地方衰退一極集中。2つめが高度消費社会。
まず、経済圏の偏りにより東京一極集中が進み、それにより地方の核家族化が進む。次に、世帯が増えたことによる消費増を狙い、さらなる世帯分離を進める商業的活動が盛んになる。結果として、単身者が増えたことにより、不動産賃貸業や家具家電、そして家庭雑貨などの消費が伸び、経済は好転するように見える。だがそれは一時的な現象であり、単身者が結婚せずに次の世代を作らない事による弊害として、世代交代が行われず人口減を招き、長期的に見るとその社会は経済的打撃を被ることになる。
今の日本はその状態にある。
2024/10/12
【Mastodon再掲】現在の少子社会を招いた原因について考察
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