確かにロケット開発は難しいけれど、それって単に「車輪の再発明」を繰り返しているだけでしょ? 人類が初めて宇宙ロケットを飛ばしてから、もう半世紀以上が経過しているんだけどさ、もう何度失敗しているんだよ…って。確かに、国と民間のプロジェクトは違うけれど、それで半世紀も同じ失敗を繰り返しているのは、さすがにどうかと思う。コンピュータープログラミングの世界は、インターネットとオープンソースという集合知によって、短期間で爆発的に進歩したのだけれど、宇宙ロケットに関してはなぜ同じことができないのか?
そういうことを考えてしまうと、全てが馬鹿馬鹿しく思えてくる。どうせ、イーロンマスクのスペースXも、技術の囲い込みが目的だろうし。日本企業のスペースワンだって、成功したところでその技術を公開したりはしないだろうし。それが正しいかどうかは別として、結局そういうことになるから、全てが馬鹿馬鹿しく思えてしまうわけだ。
ちなみに、人類が初めて成功させた宇宙ロケットプロジェクトは戦前の1942年。有人宇宙船でも1961年。対して、インターネット(WWW)は1991年だし、現在主流の主要なプログラミング言語(いわゆるオブジェクト指向系)が出揃ったのは21世紀に入ってから。技術難易度の差があるだろうけれど、それ以上に速度が違いすぎると思う。
- 元記事
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カイロス打ち上げ失敗、自律破壊システムが作動…イーロン・マスク氏も「ロケットは難しい」と投稿
https://www.yomiuri.co.jp/science/20240314-OYT1T50017/
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