記事内でも触れられているが、10年くらい前にも同じことがあった。また同じことを蒸し返すということは、Googleに舐められているってことだ。確かに日本は、中国と比べて国際協調姿勢であり、強権的ではない。だが、中国は国内でのGoogle Mapsの緯度経度基準をわざとずらして、使いづらくしている。そういう非協力的な国の姿勢を尊重して、逆に日本の様な協力的な国を蔑ろにするようならば、少なくとも日本国内においてはどちらが上かというのを分からせてやる必要がある。
だが困ったことにだ。日本にはGoogleが提供するWebサービスと同程度のものは存在しない。対象を地図に絞ったとしても、Google Maps以上の無料地図サービスは存在しないだろう。日本政府が今まで、そういうWebサービスのインフラを軽視してきたため、日本のWebサービスは世界のどの国よりも遅れていると言っても過言ではない。太郎の尻を引っぱたく係は誰なのだ? 日本政府は仕事をしろ!
そして相変わらずヤフコメにはこう言う輩がいる。聞き分けの良い子を演じて、自分のドライな意見に酔いしれているのだろうか。その実は相手の主張を否定しないだけの、要は間抜けに過ぎない。領有権というのは、どちらの主張も正しいなんていう二重基準は通用しない。相手の間違った主張を否定しないことは、すなわち自分の意見が間違っていることを認めることになる。いくら自分の中でそれが正しくても、周りが受け入れなくなる。
・領有権というのは、二重保有は存在しない。
・領有権というのは、所有者の認識以上に、それを認める他者の認識も必要。
「言語によって地図の表示を切り替えるからOKだ」なんてのは、ドクソ間抜け野郎か、確信的詐欺師しか言わん言葉だ。
- 元記事
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<独自>グーグルマップ、尖閣諸島の表記に中国名を併記 外務省が訂正申し入れ
https://www.sankei.com/article/20231019-TISSWIFZMNIRXI3RTRIBROYDZM/
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