こういう企業を狙った営業電話は、セキュリティの弱点を狙っている場合がある。特に、新人が仕事に就く4月のGW前までと、新人が配属される6月以降夏休み頃までの期間に、特に新人の対応の甘さを狙って、色々とカマを掛ける目的で電話を掛けてくる。当然ながら、「○○を教えてください」と電話を掛けても教えてくれるわけがないので、営業を電話を装って「○○はいますか?」と電話を掛けてくる。「営業部の○○ですか?」とか「△△先輩、○○ってうちにいますか?」とか言わせたら、まずは一勝。あの会社には、○○や△△という人間がいると、情報が共有される。そこから徐々に劇場型犯罪に持っていくわけ。特に最近のZ世代なんかは、固定電話の対応、とりわけ自分宛ではない電話の対応には慣れていないので、引っ掛けやすい。新人教育なんかでは、こんな電話対応なんて普通はやらないし、尚更嵌まりやすいのだろう。
今回の集中治療室への直電もそういった類いのものだろうね。
- 元記事
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「命につながる電話です」集中治療室への迷惑電話に救急医が怒り 不動産業者から営業も
https://encount.press/archives/487076/
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