この件、セブンの情報工作が入っているのか、やけに元オーナー氏に対する批判が多い。当初の報道では、フランチャイズ契約を悪用してパワハラ紛いの過重労働を強いているセブン側の姿勢が批判の対象になっていたが、今ではどうも風向きが全く逆になっているようで、どこも元オーナーに対する批判で溢れかえっている異常な様子が見て取れる。
当初の報道が誤っていたのか? いやそれはないだろう。24時間営業に対する負担は、当該店舗以外でも、全国各地のオーナーから声が上がっているし。そもそも外国人労働者(高度技能実習生)をコンビニに受け入れさせるというゴリ押しをしたのは、他でもないコンビニ側だったはずだ。それならば、なぜ元オーナーはこうまで負けるに至ったのか。
それは裁判の争点を誤ったからなのかもしれない。高裁のコメントにあるように「オーナー自身の接客態度」を理由にしたフランチャイズ契約解除は可能なのか。オーナーとは何なのか、そこを争点にすればまだ争えたのかもしれない。
─ 自分がこのセブンイレブンの件で一番モヤっているのは、まさにこの「オーナー自身の接客態度」なんだよね。普通の常識で、オーナーって接客する? なんでオーナーが接客してるの? そういうフランチャイズ契約の無理強いをしているセブン側の責任が一切追及されないのは、おかしいんじゃない?
これって何か特別に偏った意見なのかな? 裁判でこういう争点がなかったことは、一連のセブンイレブン関連の騒動の中でも、非常にもったいない点だなと思う。
- 元記事
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【速報】セブン-イレブンオーナー訴訟 元オーナーの控訴棄却「店舗明け渡し命じる」
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20230427/GE00049560.shtml
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