バルミューダはただのデザイナーでしかない。自分が作りたいものの設計図すら書けない。作れるのは、自分が作りたいもののイメージ図だけ。部品は全て他社頼りだから、作りたい物の性能すら他社頼りになってしまう。オーブントースターや扇風機程度ならばそれで良かったかもしれない。だがスマホは違う。OSとCPUの相性問題があるし、基盤のファームウェアとの相性、物理パーツとの相性もある。バルミューダはそれらを全てオーダーメイド依頼して解決しなければならない。高くつくのは当然だと思う。
そしてバルミューダがその芸風(とあえて書かせてもらう)で強く意識しているであろうiPhoneは、Appleが自前で半導体を開発している強みがある。自前で製造している以上、その上に乗るファームウェアやOSなど全ての階層モデルはApple自身の意向により自由にカスタマイズができることになり、バルミューダとは比べ物にならないデザイン性を付与することができることになる。
彼らは自滅したに過ぎないのだ。
─ アメリカのIT大手、AmazonやGoogleは、それぞれKindleやPixelといったスマートデバイスを販売しているが、そのどれもが内蔵している半導体を自社開発・製造している特徴がある。そしてこの特徴こそが、今の日本のIT企業に足りないものとなっている。
- 元記事
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バルミューダはなぜスマホ事業から撤退するのか 後継機種が幻と化した2つの理由
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2305/12/news184.html
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