最近確定している冤罪事件の中でも大きな案件のひとつで、冤罪が確定した時点で既に亡くなってしまっていたという、あまりにも無惨かつ残酷であり、ひとりの人間の権利を踏みにじったという意味において悪辣きわまりない、まさに案件・事案ではなく、明確に"事件"と呼ぶべき加害行為であったと断言できるものです。この訴訟において裁判官の責任を問い、仮にそれが認められたとしても、誰も救われません。救われるべき人は既にこの世にはいません。遺族の無念が晴れ、そしてこの国にはびこる"悪"が明るみになるだけです。現在のこの国に、その"悪"に制裁を与えるだけの力、法は存在しません。この裁判の結果に基づいて、精一杯の良心を基に国会議員が立法してくれることを祈るのみです。 現在、この事件を受けて、ようやく国会レベルでも保釈制度の見直しや、取り調べの可視化、再審法の改正などが議論の遡上に載り始めています。ですが、自民党内での反発が見られ、恐らく利害関係省庁(法務省・警察庁・検察庁など)によるコントロールを受けている議員や党員が相当程度の発言力を持っているものと推察されます。議論はされていますが、これが実際に法制化され現場運用が開始されまで何年掛かり、そしてその間にまた同じ被害者が何人作られることになるのか。日本の未来は今だ暗いままです。
- 元記事
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大川原冤罪の遺族「裁判官判断は違法」と提訴 がんでも保釈されず
https://mainichi.jp/articles/20260405/k00/00m/040/191000c
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