これについて否決権が云々言っている人を昨日見掛けたけれど、いくら否決権を行使できたところで会社の経営に関与できなければ、USスチールの高コスト体質の改善や日本から移転する技術の取り扱いについて、日本製鉄側の意向が反映できないでしょ。その様な状態で投資だけしたとしても、日本製鉄に何のメリットがあるのか全く分からない。最悪ケースとして、金だけ注ぎ込んでも生来の高コスト体質で全て蒸発してしまうことだってありえる。そうなれば日本製鉄の元に残るのは紙屑にもならないUSスチール株だけ。他のアメリカ企業に買収されて生き存えたとしても、持ち株比率で発言力が弱体化することは間違いないし。日本製鉄がUSスチールを所有せずに投資だけすることに対するメリットが、自分には全く見えないのだが。 石破首相は何を考えてこの話を纏めてきたのか、誰か説明してほしい。自分にはただトランプ大統領相手に尻尾を振ってきたようにしか見えない。
- 元記事
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「買収は望まないが投資は大好き」…USスチール買収巡り態度軟化のトランプ氏、真意は不透明
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20250208-OYT1T50174/

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