検察はこの件の責任をどの様に付けるつもりなのか、これで答えが出たということだ。つまりそれは、検察の判断こそが絶対且つ不可侵であり、司法を代表とするその他のいかなる異論を認めないということ。検察絶対王権とも捉えることができる異常な体質だ。
現代の法制では、推定無罪が基本だ。検察がこの件において、その推定を崩す材料は提供できていない。つまり、再審の判断が下った時点から進展が無いにもかかわらず、根拠も無く再び死刑を求刑していることになる。この様な根拠無き死刑は、一人の人間を不当に貶めるものであり、その検察の行いこそが断罪されるべきではないのか。それこそが正しい法治国家というものだ。
- 元記事
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「おかしいだろ!」と支援者から非難の声も 検察は袴田巌さんに死刑を求刑 袴田事件の再審公判
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1184855
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