よく意味が分からない記事。小学館で連載中の漫画家という関係者だから、恐らくこの記事で取り上げているのだろうけれど、ご本人自身は自分も外野だと書かれている。この様な記事を書くこと自体が誤りなんじゃないか?
そもそも、漫画家と編集部・出版社が仲間という見方は変だと思う。そんなだから、毎度毎度問題が発生するんじゃないの? 漫画家の表現に編集部が注文を付けたりするのも、本来はおかしいと思うし、その延長線上にメディアミックス展開での原作改変問題があるのだと、自分は思っている。漫画家は出版社の社員でもなければ、編集部の一員でもない。BtoBの関係である以上、出版社も編集部も、漫画家の作品に対して交わされた契約書以上の権利を主張するのは間違っている。メディアミックス展開で商業的に儲けたい気持ちは分かるが、そうならば自分の所の社員として仕事をさせて、職務著作物として扱えばよろしいのだ。お互いドライな関係であるべき。
その様な前提を踏まえた上で、先日の小学館編集部が先日出したコメントは、個人的に違和感を覚える内容だった。
謝罪が云々というより、漫画家の作品を預かって商業活動をしている者としての、漫画家に対する責任意識が見えない。誰が犯人かという問題ではなく、当事者の一員として自らが果たすべき責任と、結果として起きた事柄に対して自らがどの様に関与していたのかという説明が無い。
あれでは、恐らくまた同じことが起きると思うよ。その結果として、誰にしわ寄せが行くかは、その時次第だけれどね。
- 元記事
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小学館「編集者一同」声明、「会社の意図で」憶測に連載漫画家が反論 「声明自体潰されるのかな?って思ってた」
https://www.j-cast.com/2024/02/09477790.html
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