目新しいニュースではありません。既に去年の秋ごろから報道され始めていました。今回、それが確定しただけのこと。驚くべき点はありませんね。ニュースでは、為替やドイツの物価高が影響したみたいに言われている所もありますが、それを抜きにしてもあと数年タイミングが遅れていたであろうというだけのことです。
既に日本は先進国ではありません。日本の実質的な成長ベクトルは、間違いなく下向きです。これまで日本のGDPが高水準で維持されてきたのは、人口が他国より多かったことが理由として大きいです。既に日本の人口は、2011年以降減少に転じており、また以前からの労働賃金の上げ止まりもあり、GDPが増える要素は国の財政出動ぐらいしかありません。また、昭和における高度経済成長期を支えてきた内需に関しても、人口減や消費税増税により今後の見通しが期待できず、国内経済はむしろ下げ圧力しかありません。
これが岸田メガネザルの言う「新たな経済対策(2022年談)」の答え合わせなのです。
- 元記事
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日独逆転、低成長も響く デフレ経済で悪循環―名目GDP4位
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024021501059
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