なんか、この障害の前に、システム更改作業を行ったみたいな記事が出ていたけれど、それが本当なのならば責任者の首が飛ばないのか心配だね。自分の経験上、こういうシステム障害は把握されていない隠れ仕様の存在が原因の場合が多い。だから、こういうアップデートが行われる場合には、疑似的な本番環境(ステージング環境)を用意して、そこでの試験運用を経て本番環境に対して適用するのが筋となるのだが。このステージング環境というのが、本当に本番環境と同一なのかというと、そうではない場合が多い。その話は細かくなるのでしないけれど。今回も、全銀の重要システムなので、ステージング環境が当然用意されて試験運用されたと思う。その結果がこれということなので、恐らく問題は更改プログラムではなく、ステージング環境にあったのではないかと。そうなると、責任が問われるべきは、本来、ステージング環境を正しく用意できなかった全銀運用側にあるはず。
…まあ、全部たらればの話だけどね。
- 元記事
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全銀ネット復旧、三菱UFJ銀行などで振り込み可能に
※Mastodonコメント時の元記事は掲載終了しています。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB11C3L0R11C23A0000000/
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