昭和の歌謡が人気を博したのは、音階(キー)が単純で、記憶しやすく歌の素人でも簡単に口ずさむことができるからだったのではないですかね? それにより日常のシーンに溶け込み、共感や一体感を得やすく、それを聞いた人の興味も得やすかったということ。 逆に平成以降にJ-POPが衰退したのは、複雑なキーが増えて、歌い手の技術力が試されるような歌が増えて、確かに記憶に残りやすい曲でも歌いづらく日常のシーンから離れていったからだと思います。この日常のシーンから離れていったという点においては、特にJASRACの影響も大きかったと思います。彼らが街頭での音楽の利用を厳しく制限し始めたため、日常から離れていた音楽がさらに遠ざかり、音楽プレイヤーなどでしか聴けない特別なものになってしまいました。 ただし、J-POPの中でもアニソンだけは別で、アニメの視聴とセットという意味で、かろうじて日常の中に残り続けたため、人気を維持しているのだと思います。特に、アニメ自体が記憶に残りやすいと、そのイメージで補完されるアニソンの強さが、昭和の歌謡における「共感」の重要性を補強していると思いますね。 一番分かりやすい例は、『チーム友達』ではないですかね。リズムはJ-POPではなくポップラップに近いですが、J-POP的な人気を集めて、特に単純な歌詞とリズム・そして音程を無視して歌える容易さから、瞬発的に圧倒的支持を集めました。TikTokの短い動画(short videos)で拡散しやすいという背景も強みを持ちました。これは完全にJASRACによる音楽の囲い込みとは真逆の動きを見せていることの証左です。確かにJASRACの存在により、音楽家は収益を得やすくなりますが、それが音楽その物のブームにどの程度影響を与えるのかは、また別の話となります。
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