これ、何が問題って、政府の要職が軽々しく民間のサービスを利用してしまうところなんだよな。日本でもそうなんだけど、グループチャットが欲しいのならば政府が自らそのインフラを整えてアプリケーションを用意するべきで、無いから民間のサービスを使おうって発想に至ってしまうのがヤバい。悪意がある人がいたら、そのチャットデータを盗み取って利用しようということになる。今回はまだ自国の雑誌編集部に漏れただけだが、これが戦争時の敵国だったらどういうことになるのか、アメリカ自身が行為者としてその歴史の中で体験していることなのではないか? 理想論を書くのならば、政府の要職が情報を交換するのであれば、政府が開発したネットワークで通信するべきで、利用するサービスも政府が管理するサーバーにデプロイされたサービスを利用するべき。情報インフラにおいて、最も根幹である物理層から上を全て政府のネットワークで固めて、政府の機密情報を民間のネットワークに流さないことが最も重要なことだと自分は思う。その様な情報インフラを構築するために、例えば日本ではデジタル庁なるものが作られたのだと、自分はそう理解していたが、どうやらそれは違う様子でデジタル庁はそんなものは作らないし、なんならクラウド構築を民間(しかもアメリカ企業)に丸投げしてるわで情けない限りである。
- 元記事
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トランプ政権「非を認めよ」、支持基盤から不満噴出-軍事情報漏えい
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-03-27/STRLD3T0G1KW00
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