世界で唯一の原爆被爆国である日本の首相として、「核兵器のない世界」という理想はとても素晴らしいものではありますが、日本の周辺には、ロシア・中国・北朝鮮という三つの核兵器保有国が存在し、それぞれがその照準を日本に向けている状態であります。その様な状況の中で、核兵器を持たない日本がどの様にしてそれら核兵器保有国三ヵ国に対峙していくのか、その具体的な方策を国民に示せないまま「核兵器のない世界」と発することは、あまりに無責任だと思います。核兵器の脅威に対しては、核兵器の脅威を以ってバランスを取るしか、平和を維持する方法はありません。ポストウクライナの今の世界にとって、憲法九条を持つことによって平和が実現すると、本気でそう考えている人はいないはずです。くだらない陰謀論を振りかざして日本の非武装化、そしてその先の自滅を目論むのでなければ、日本の首相としては核武装を本気で議論する姿勢が必要だと、自分はそう思います。
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【速報】岸田首相「核兵器のない世界」へ改めて決意 広島平和記念式典に出席「恒久平和の実現に尽力」
https://www.fnn.jp/articles/-/739422
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