Su-57を「最新ステルス戦闘機」と呼んでいるのは当のロシアだけで、実際にその性能が証明されたことはなく、西側諸国としてはむしろその性能に対して疑念を抱いている所が多い。もし本当にこれがステルス機であるのならば、ロシアはもっと多用しているはずで、しかしながら実態はTu-160やTu-22Mなどが多用されており、Su-57自身も基本的にロシア領内の深い位置からの長距離ASM発射母機としての運用がメインの様子である。
元々、対地攻撃を行う際にはステルス能力を喪失する選択をするケースが多い。例えばF-22の場合、カーゴベイを開くとステルス能力が低下する他、長射程ミサイルなどの大型弾薬を積載する場合にはカーゴベイを使用できず、機体下部に懸吊するようになる。当然、その場合にはステルス能力を喪失することになる。Su-57でもその点は同じはずで、少なくともウクライナ戦争においてSu-57がステルス戦闘機として活躍できる場面は存在しないものと思われる。
- 元記事
-
世界に衝撃!ロシア軍が誇る「最新ステルス戦闘機」を破壊か 超貴重な“虎の子” ウクライナが発表
https://trafficnews.jp/post/133143
0 件のコメント:
コメントを投稿