これがイスラム過激派組織というもの。自分が拉致した人質の命すら、相手の責任として罪をなすり付ける。自分の信仰のためならばあらゆる蛮行を正義だと主張する。こんな奴らとは、何をどうしたって分かり合えるはずがない。日本人の感覚だと目新しさを感じるかもしれないが、歴史はそれらの事実を知っている。1453年に東ローマがイスラム教徒の襲撃で攻め滅ばされた時から。いや、それよりずっと前からかもしれない。イスラエルの建国がどうたらこうたらなんて言っている人は、そもそもそれより以前の歴史は何も見ていない。浅すぎるのだ。
1990年代ならば、人質は死んだものとして核ミサイルを撃ち込んでいただろう。アメリカもそれを支持していたはず。今のイスラエルの対応はそれだけ優しい。過去の歴史と比べてそれだけ優しい。ハマスを潰すという意思を持ちつつも、イスラム教徒に対して一定の配慮をしている。同じ日本人が北朝鮮に拉致されても知らぬ振りを続ける、薄情な日本人には分からないかもしれないが。
歴史を知らない人がイスラエルを批判しているようにしか見えない。過去の歴史を何も考えず、同じ人類だからとイスラム過激派を擁護する。そういう戯けた無知さがイスラム国に繋がったということすら理解しようとしない。あなた方がイスラム教徒に対して抱く親近感と同じものを、イスラム教徒が持ち、そして我々に向けていたのならば、10月7日の悲劇は発生しなかった。世界はもっと平和になっていたに違いない。
相手が向ける敵意に気付かず、相手からの批難ばかりを受け入れるのは、頭の悪いアホがやることだ。相手はあなたの譲歩など微塵も受け取らない。善意は相手には通用しない。善意を善意で受け取るのは、相手もまた善意を持っている場合のみだ。
- 元記事
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パレスチナの「イスラム聖戦」、人質2人解放の用意 人道的理由から
https://www.cnn.co.jp/world/35211352.html
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