最初の頃に、他の人が飲料水を買っている光景を見て、自分は使いたくないと思った。ただ飲料水を買うだけで、大音量の機械ボイスで「ありがとうございました」とか言われるのは恥ずかしくない? お礼を言う自販機とか、そういうのは求めてないんだよ。
大画面タッチパネルについても同じで、それを使う利点があまり感じられない。例えば、複数をタッチすることで飲料水をまとめ買いできるとか、会員情報をもとにして割引価格を表示したり、そういった物理ボタンには無い特徴を演出できるのであれば、利用者側としては受け入れられたかもしれない。現状は、利用者がいないタイミングで広告を表示するなど、販売側の利点くらいしか思いつかない。ハイテクの見せびらかし…とまでは言わないけれど、それに近い販売者本位の姿勢が感じ取れる。
顧客が要求するものに、全力で応えようとする営業担当が約束しそうな、そんなハイテクジェットコースターみたいな自販機。
正直、そんな大画面タッチパネルなんかに金を掛けるのならば、購入品の取り出し口をもっと上の方に付けたり、複数購入しても内部で詰まらないようにしたり、あと排出時にもっとソフトにしたり、そういうハード面でのユーザーエクスペリエンスを意識した在り方に技術力を費やしてほしかったね。
まぁ、取り出し口を上に付けるのは、内部の構造的に無理があるらしいけれど…。
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駅の“ハイテク自販機”順次終了 サブスクを惜しむ声も…JR東日本「役割を終えた」
※Mastodonコメント時の元記事は掲載終了しています。https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000317650.html
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